「ぱっちり二重になりたい」
「アイプチをもう卒業したい」
あなたも一度は考えたことがありませんか?
実際、一重や奥二重の方の中には、毎朝のメイクに30分以上かかる、プールや温泉ですっぴんになるのが憂鬱、お泊まりで素顔を見せられない…そんな悩みを抱えている方がたくさんいます。
「二重にしたいけど、メスで切るのは怖い」、そう考えて埋没法に興味を持った方も多いではないでしょうか。
美容整形が初めてなら、わからないことだらけで当然です。特に埋没法は手軽と言われる反面、「すぐ取れた」「左右差が出た」といった口コミも目にして、決断できずにいる方もいるでしょう。
Dr.やなは形成外科専門医として、「埋没法は本当に自分に向いているのか?」という相談を数多く受けてきました。情報があふれる中で、何が正しいのか判断しづらくなっている方が増えていると感じています。
この記事では、埋没法の仕組みからメリット・デメリット、トラブル例とその対処法、切開法との違いまで、あなたが知りたい情報を網羅的に解説します。
自分に合った施術かどうかを見極める参考にしてくださいね。
も く じ
Toggle埋没法とは?二重まぶたになる仕組みを解説

埋没法とは、まぶたに医療用の極細糸を通して留めることで二重のラインを作る施術です。メスを使わない「切らない二重術」として、美容整形が初めての方にもよく選ばれています。
糸でまぶたの内側と外側を固定すると、目を開けたときに自然な折り込みができて、ぱっちりとした二重まぶたを目指すことができます。
メスを使わない「切らない二重術」の仕組み
埋没法の大きな特徴は、皮膚を切らずに二重を作れることです。まぶたの表面から糸を通して、皮膚と瞼板や眼瞼挙筋を結ぶように固定します。
この糸は医療用の極細の特殊な素材で、まぶたの中に埋め込まれるため外から見えません。固定する箇所は、希望する二重の幅やまぶたの状態によって2~4点程度に分けて留めていきます。
切開する施術と比べて、傷跡が残らずに体への負担も少ないのが魅力です。

※手術の結果には個人差があります。
埋没法の施術の流れと所要時間
埋没法の施術は、一般的に次のような流れで進みます。
【施術の流れ】
- カウンセリングで希望の二重幅や目の形を相談する
- 担当医師と一緒に二重のデザインを決定する
- まぶたに局所麻酔をかける
- 医療用の極細糸でまぶたを固定する
- 二重の仕上がりを確認して終了
両目の施術にかかる時間は10~20分程度です。麻酔が効いている間は、痛みを感じることはほとんどありません。
日帰りで受けられて、施術後すぐに帰宅もできます。
施術後の経過と注意点は?
埋没法は、施術当日から日常生活に戻れる方が多い傾向です。ただし、まぶたには多少の腫れやむくみが出るため、翌日以降も腫れぼったく見える場合があるでしょう。
腫れは個人差がありますが、術後2~3日がピークで、1週間程度で大きな腫れが落ち着いてきます。完全に自然な状態になるには1カ月程度かかることもあります。
【施術後に気をつけること】
- 術後のアイメイクは医師の指示に従う(目安:2日~1週間後)
- 激しい運動は数日間控える
- お風呂は短時間のシャワー程度にする
- まぶたを強くこすらない
腫れを早く引かせるために、施術後1~2日は目元を冷やすと効果が期待できます。また、枕を高くして寝ると、むくみが軽減される傾向があります。
以上、切らずに短時間で二重が作れる埋没法は、初めての美容整形でも挑戦しやすい施術です。
埋没法で二重にするメリット・デメリットを比較

埋没法は手軽さが魅力の二重術ですが、もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。施術を受けるかどうかを判断するには、良し悪しの両方知っておくことが大切です。
埋没法のメリット
埋没法には、切開法にはないメリットがいくつもあります。
- ダウンタイムが短い
- 費用が比較的リーズナブル
- 切開しないため傷跡が残らない
- 気に入らなければ元に戻せる
- 自然な仕上がりになりやすい
特に、仕事や学校への影響を最小限にしたい方にとって、ダウンタイムの短さは安心材料になるでしょう。
費用面でも切開法より負担が軽く、まずは埋没法からスタートして様子を見る方も多いです。
埋没法のデメリット
一方で、埋没法にはいくつかのデメリットもあります。
- 持続期間が限られる
- 左右差が出る可能性がある
- 糸が緩んだり取れたりする可能性がある
- 幅広い平行二重などのデザインには不向き
- まれに糸の違和感や異物感を感じることがある
- まぶたをこすったり、目を強く触る癖がある方は取れやすい
こうしたデメリットは、事前に知っておくことで対策や心構えができます。
持続時間については個人差が大きく、従来の点留めで3~5年程度、最新の線留め技術ではさらに長く持続することもあります。また、まぶたの厚い方や脂肪が多い方には効果が出にくい、または取れやすい傾向です。
注意点として、自分のまぶたの状態や希望する二重のデザインに埋没法が合っているかは、実際に診察を受けてみないとわかりません。
事前にカウンセリングで医師に相談して、埋没法が適しているかどうかを確認するといいでしょう。デメリットを理解した上で、医師としっかり話し合うことが、後悔しない選択につながります。
埋没法でよくある3つのトラブル例と対処法
埋没法は比較的リスクの低い施術ですが、トラブルが全くないわけではありません。ただし、多くは修正が可能で、正しい知識を持つことで避けられるものです。
ここでは、よくあるトラブル例とその対処法を紹介します。事前に頭に入れて不安を減らし、適切な対応ができるようにしておきましょう。
埋没法の糸が緩んだり二重が元に戻ってしまう
埋没法の二重が元に戻ることは、必ずしも施術の問題とは限りません。埋没法は永久的な効果が得られる施術ではなく、時間とともに糸が緩んで二重が戻るのは自然な経過です。
ただし、数週間~数カ月という短期間で二重が元に戻った場合は、技術的な問題や施術方法が合っていなかった可能性が高いでしょう。
【二重が戻りやすくなる主な原因】
- 医師の技術不足で留め方が緩かった
- 二重幅を広くしすぎた
- まぶたを強くこすってしまった
- ハードコンタクトレンズの着脱で刺激を与えた
術後はまぶたを優しく扱い、強くこすらないように心がけましょう。洗顔やメイクのときも、ゴシゴシせずそっと触れる程度にすることが大切です。
また、留める点数を増やす(3点、4点、6点留めなど)ことで持続期間を延ばせる可能性があります。ただし、点数が多いほど腫れや違和感のリスクも増すため、医師とよく相談して決めるといいでしょう。
二重が元に戻ってしまった場合は、まず施術を受けたクリニックに相談してください。再度埋没法を受けるか、切開法への変更を検討することになります。
もし何度も繰り返す場合(一般的には3~5回程度が限度)は、まぶたへの負担も考慮し、切開法への変更を視野に入れましょう。繰り返し埋没法を行うと、糸が増えて感染や炎症、デコボコ、糸の飛び出しなどのリスクが高まるからです。
希望と違う幅や左右差が出てしまう
理想と違う仕上がりになってしまうのは、がっかりしますよね。このトラブルの原因は、いくつか考えられます。
【仕上がりが希望と違う原因】
- シミュレーションが不十分だった
- 医師との認識にズレがあった
- 医師の技術力が不足していた
- 二重の幅を欲張りすぎた
中でも気をつけたいのが、二重幅の決め方です。一般的に埋没法では7mm以下が適切とされており、これを超える幅にすると糸が緩みやすい傾向です。
広すぎる幅は眠たそうな印象やハム目のように不自然な見た目になりやすくなります。また、元々の骨格や目元のバランスに合わない幅は、見た目だけでなく持続性にも影響するでしょう。
次に、左右差については完全にゼロにするのは難しく、ごく軽度の左右差は自然な範囲内です。ただし、術後の腫れや食い込みが引く前に判断せず、左右差は完成期間を待ってから確認するようにしましょう。
トラブルを防ぐために最も重要なのは、カウンセリングで医師としっかりシミュレーションし、仕上がりイメージを共有することです。
写真を持参したり、鏡を見ながら何度も確認したりして、お互いの認識をすり合わせましょう。
まぶたに強い食い込みや凹凸ができる
術後1~2週間程度は、ダウンタイムの腫れやむくみの影響で食い込みが目立って見えますが、これは正常な経過です。二重が完成する1~3カ月の間に徐々に自然になっていきます。まずはこの点を理解しておいてください。
問題なのは、時間が経過しても(3カ月以上経っても)食い込みが強くて不自然に見えるケースです。
【食い込みが強くなる原因】
- 二重幅を広くしすぎた
- 糸の締め方が強すぎた
- まぶたの厚みに対して無理な施術をした
このような方は、二重幅を控えめにするか、脱脂と併用するか、切開法を選択するほうが、比較的良い結果につながりやすいでしょう。自分のまぶたに合った方法を選ぶことが大切です。
また、糸玉(結び目)のポコッとした感じは、糸の結び目がしっかり埋没されていないことが原因です。通常は他人から見て分かるほど目立つことは少ないのですが、まぶたの皮膚が薄い方は目立ちやすい傾向があります。
個人差があるため、気になる程度も人それぞれですが、気になる場合は抜糸して糸のかけ直しができます。施術を受けたクリニックに相談してみましょう。
このようなトラブルを避けるには、やはり経験豊富な医師を選ぶことが何より重要です。
以上、埋没法でよくあるトラブル例と対処法を3つ紹介しました。正しい知識を持って、施術に臨んでくださいね。
埋没法と切開法の違いを比較!どちらを選ぶべき?

二重の整形には、埋没法と切開法という2つの方法があります。どちらを選ぶかは、あなたのまぶたの状態や希望するデザインなどによって変わってきます。
ここでは、2つの施術の違いを比較しながら、それぞれどんな方に向いているのかを見ていきましょう。
| 比較項目 | 埋没法 | 切開法 |
|---|---|---|
| 施術方法 | 極細糸で固定 | メスで切開し縫合 |
| 料金相場 | 10万~15万円 | 20万~40万円 |
| 持続期間 | 3~5年程度 | 半永久的 |
| ダウンタイム | 1~2週間 | 2週間~1カ月 完全に落ち着くまで3~6カ月 |
| 痛み・腫れ | 軽度~中程度 | 中程度~強め |
| 傷跡 | ほぼ残らない | まぶたに細い線状 |
| やり直し | 可能 | 困難 |
| 向いているまぶた | 薄い・普通の厚さ | 厚い・脂肪の多い |
| デザインの自由度 | 控えめ~中程度の幅 | 幅広いデザインに対応可能 |
※一般的な目安のため個人差あり。クリニックにより異なる。
埋没法がおすすめな人は?
埋没法は、次のような方に向いています。
- 初めて美容整形をする方、まずは二重を試してみたい方
- ダウンタイムを短くしたい方、早く日常生活に戻りたい方
- 費用を抑えたい方、予算が限られている方
- まぶたが薄い~普通の厚さの方
- できるだけ傷跡を残したくない方
- やり直しや元に戻す可能性を残しておきたい方
埋没法の魅力は、手軽さと低リスクです。「いきなり大きな決断は怖いけど、二重にはしてみたい」という方の気持ちに寄り添える施術です。
万が一気に入らなくても元に戻せるという安心感も、背中を押してくれますね。

※手術の結果には個人差があります。
切開法がおすすめな人は?
一方、切開法は次のような方に向いています。
- 半永久的な二重を手に入れたい方
- まぶたが厚い方、脂肪が多い方
- 幅広い平行二重などのデザインを希望する方
- 埋没法で何度も取れてしまった経験がある方
- 一重まぶたのたるみも同時に改善したい方
- ダウンタイムをしっかり確保できる方
切開法の魅力は、持続性の高さにあります。ダウンタイムは埋没法より長めですが、その分一度施術を受ければ二重が続くため、長期的に見れば満足度が高い施術といえるでしょう。
まぶたの状態によって埋没法では効果が出にくい方や、本格的に二重を定着させたい方には、切開法が適しています。「何度もやり直すのは嫌だ…」という方にとって、良い選択肢の1つになります。

※手術の結果には個人差があります。
以上、埋没法と切開法の違いと、それぞれに向いている方を紹介しました。自分のまぶたの状態や生活スタイルを考えながら、じっくり選んでみてください。
二重手術には複数の方法があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。自分に合った手術方法を選ぶポイントについて詳しく知りたい方には、下記の記事をチェックしてみてください。
また、二重手術を考えている一重の方で、まぶたのたるみも気になっている方は、下記の記事も参考になります。
まとめ:埋没法で自然な二重を手に入れよう

ここまで埋没法について、メリットやデメリット、失敗例と対処法、切開法との違いなどを解説してきました。読んでいただいて、「自分にも挑戦できそう」と思えたでしょうか?
最後に信頼できるクリニックを選ぶために、次のポイントをチェックしてみましょう。
【クリニック選びで確認したいポイント】
- 埋没法の症例数が豊富かどうか
- 医師の経験と実績(形成外科専門医であればなお良い)
- カウンセリングが丁寧で、こちらの話を十分に聞いてくれるか
- 料金体系が明確で、予想外の追加費用が発生しないか
- アフターケア体制が充実しているか
カウンセリングでは、遠慮せずにどんどん質問してください。不安や疑問を残したまま施術を受けると、後悔につながりやすくなります。
医師が親身になって答えてくれるか、無理な勧誘がないか、デメリットもきちんと説明してくれるかを見極めましょう。あなたの気持ちに寄り添ってくれるクリニックなら、比較的安心して任せられるはずです。
二重の目元を手に入れて自分に自信が持てると、きっと笑顔も増えるでしょう。一歩踏み出す勇気を応援しています。鏡を見るたびに嬉しくなるような毎日を送ってくださいね。
形成外科Dr.やなの監修コメント
埋没法は「誰でも簡単にできる施術」と思われがちですが、実は医師の技術差が出やすい繊細な施術です。糸をかける位置が数ミリ違うだけで、二重のラインや持続期間が大きく変わります。
私が診察で重視しているのは、患者さんの骨格や目元のバランスを見極め、その方に本当に似合う二重幅を提案することです。芸能人やモデルさんの目元に憧れて決める方も多いですが、顔の骨格が違えば同じ幅にしても似合わないケースがあります。
また、初回のカウンセリングで「埋没法はおすすめしにくい」と正直にお伝えすることもあります。記事中にもありましたが、たとえば、まぶたのたるみが強い方や皮膚が極端に厚い方は、満足のいく結果が得られにくいためです。
施術後のトラブルを防ぐには、執刀医自身が患者さんの悩みをしっかり聞いてくれることが理想です。クリニックの中には、医師以外のカウンセラーが相談を受けて、執刀から医師が担当というケースも多いですが、これでは責任の所在が曖昧になりがちです。
埋没法を検討されている方は、くれぐれも「どんな医師が執刀するのか」を確認してください。信頼できる医師との出会いが、納得のいく結果への第一歩です。

