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まぶた・目の下のたるみのお悩み専門WEBメディア

【医師監修】タレ目形成で後悔しない!施術の基礎知識&リスクも解説

つり目の目元は、凛とした印象を与える一方で、親しみにくさを感じさせることもあります。鏡に映る自分の目元を見て、「もう少し優しい印象だったらな…」と願うのは、自然なことです。

メイクで目尻を下げたように見せても、すっぴんに戻れば元通り…。

根本的に印象を変えたいと思ったとき、「タレ目形成」という方法を知った方も多いのではないでしょうか。

形成外科専門医のDr.やなは、「患者さんが安心して選択できるよう、メリットだけでなくリスクも含めて伝えることが医師の責任だ」と考えています。美容医療は、正しい情報をもとに納得して選択することが何より大切です。

この記事では、タレ目形成について知っておくべき情報を、丁寧にお伝えします。あなた自身が判断するための材料として、ぜひ最後まで読んでみてください。

タレ目形成とは?施術の基礎知識を解説

タレ目形成の施術

タレ目形成とは、目尻の位置を下方向に下げたり、目の縦幅を広げることで、目元全体の印象変化が期待できる美容整形です。

まぶたの構造や筋肉のバランスを整え、目尻の角度を調整することで、優しく親しみやすい雰囲気の目元を目指します

施術後、個人差はありますが、「表情が柔らかくなった」と実感できるケースが多いです。外科的な方法であれば、半永久的な効果が期待できるため、メイクで毎日目尻を下げる手間から解放される方もいるでしょう。

タレ目形成の種類は?

タレ目形成には、大きく分けて3つのアプローチがあります。

方法 効果の持続 特徴
切開法 半永久的 まぶたを切開して目尻を下げる
埋没法 数年程度 糸で固定してタレ目を形成する
注射による方法 3~6カ月程度 ボトックスで筋肉の働きを調整する

※効果の現れ方や持続期間には個人差あり

切開法では、まぶたの裏側(結膜)または皮膚側から切開し、下まぶたを引き下げる組織を調整することで、物理的に目尻の位置を変えます。結膜側からの切開は外から傷跡が見えにくい利点があります。

一方、ボトックス注射による方法は、下まぶたの眼輪筋に注入することで筋肉の緊張を緩め、下まぶたのラインを下げることを目指す施術です。

顔立ちは変えられないと諦めていた方でも、これらの方法によって理想の目元を手に入れられる可能性があります。

ただし、目の形や骨格によっては希望通りにならないケースもあるため、医師とのカウンセリングでしっかり確認しましょう。

タレ目形成で解決できる目元の悩み3つ

タレ目形成で解決できる目元の悩み

タレ目の形成は、つり目やキツく見える印象、目尻の左右差など、あなたが長年気にしてきた悩みに対してアプローチできる施術です。

ここでは、具体的にどのような悩みの解消が期待できるのかを詳しく見ていきましょう。

つり目・キツい印象を柔らかくしたい

「何も怒っていないのに、いつも不機嫌そうに見られる」「話しかけにくいと言われたことがある」こんな経験はありませんか?

目尻が上がっているつり目は、本人の性格とは関係なく、キツい印象や近寄りがたい雰囲気を与えることがあります。

タレ目形成により、上がっている目尻を下向きに調整することで、柔らかい印象の目元を目指すことができます。目元の角度が変わることで、周囲に与える印象の変化が見込めるでしょう

目尻の角度を下げて優しい雰囲気にしたい

目尻の角度は、顔全体の印象を決める重要なポイントの1つです。

目尻が水平、または上向きになっていると、シャープでクールな印象になりますが、一方で冷たく見えたり、厳しい雰囲気を感じさせる場合があります。

目尻を下向きにすることで、優しさや温かみのある表情に近づき、柔らかな雰囲気を演出できます

タレ目の形成では、あなたの骨格や目の形に合わせて、目尻の角度を調整します。無理に角度を変えるのではなく、自然な範囲で下げることで、違和感の少ない仕上がりを目指せるでしょう。

左右の目尻の高さの違いを揃えたい

鏡を見るたびに気になる左右の目尻の高さの違い。片方だけ目尻が上がっていたり、左右でバランスが取れていないと、顔全体がアンバランスに見えてコンプレックスになりがちです。

【左右非対称の影響】

  • 表情の違和感:笑ったときに左右で角度が異なる
  • メイクの難しさ:アイラインで調整しても限界がある
  • 写真うつり:角度によって印象が大きく変わる

タレ目形成では、高さの違う側の目尻を調整することで、左右のバランスを整えていきます。左右対称に近づくことで顔全体の印象が改善され、自信を持って人と向き合える方も多いでしょう。

以上、タレ目形成でアプローチできる3つの悩みについて解説しました。

あなたの抱えている悩みに当てはまるものがあれば、次の章で紹介する具体的な施術方法を確認してみてください。

タレ目形成の主な施術方法は何がある?

タレ目形成の主な施術方法

タレ目の形成には、大きく分けて3つの施術方法があります。

それぞれ費用やダウンタイム、効果の持続期間が異なるため、予算や希望する仕上がりなどに合わせて選ぶことが大切です。

ここでは各施術の特徴や費用相場を詳しく見ていきます。あなたに合った方法を見極める参考にしてください。

3つの施術方法を比較する

まず、主な施術方法の違いを一覧で確認しましょう。

施術方法 効果の持続 費用相場(両目) ダウンタイム
グラマラスライン形成術 半永久的 20万~40万円 1~2週間
目尻切開術 半永久的 15万~30万円 1~2週間
ボトックス注射 3~6カ月 2万~5万円/回 ほぼなし

※一般的な目安(個人差あり)

【グラマラスライン形成術】

グラマラスライン形成術は、下まぶたを下げることで目尻を下向きにし、自然なタレ目を目指す施術です。下眼瞼下制術(かがんけんかせいじゅつ)とも呼ばれ、タレ目形成の中でも一般的な方法といえます。

この施術には、主に2つのアプローチ方法があります。

【皮膚側(表側)から切開する方法】
まぶたの表面から切開するため、組織をしっかり調整できます。ただし、細い傷跡が残る可能性があるため、医師の技術が重要です。

【結膜側(裏側)から切開する方法】
まぶたの裏側から切開するため、傷跡が外から見えにくくなります。皮膚に傷をつけたくない方に適していますが、アプローチできる範囲に限りがあります。

どちらの方法を採用するかはクリニックによっても異なるため、カウンセリングで必ず確認しましょう。

また、あなたの目の状態や希望する仕上がりによって、適したアプローチは変わってきます。

ダウンタイムと費用

目立つ腫れや内出血は1~2週間程度で引いていきますが、自然な状態に落ち着くまでには約3カ月かかります。

通常、抜糸は術後5~7日後に行われるため、この期間は糸が見える状態です。

費用相場は両目で20万~40万円程度が一般的で、効果は半永久的に続くとされています。一度の施術で済むため、長い目で見るとコストを抑えられるでしょう。

※経過や効果には個人差があります。

【目尻切開術】

目尻切開術は、目尻の皮膚を切開して目を外側に広げる施術です。タレ目効果に加えて、目の横幅も広がるため、「目元を大きく見せたい」という希望を持つ方にも向いています。

クリニックよっては、グラマラスライン形成術と組み合わせて行われることもあるでしょう。

ダウンタイムと費用

一般的に、腫れや内出血は1~2週間程度続き、抜糸は術後5~7日後に行います。費用相場は両目で15万~30万円程度です。

効果は半永久的とされていますが、患者さんによっては目尻が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こる可能性があります。後戻りのリスクについても、事前に医師から説明を受けておくと安心です。

※経過や効果には個人差があります。

【たれ目ボトックス注射】

たれ目ボトックス注射は、目尻を引き上げる筋肉の働きを弱めることで、相対的にタレ目に近い効果が期待できる施術です。

ボツリヌストキシンという成分を注射するだけなので、メスを使わず手軽に試せる方法として人気があります。

効果は施術後3〜4日程度から徐々に現れ始め、1〜2週間程度でピークに達するため、即効性はありません。

効果は一時的ですが、「本格的な手術は怖い」「タレ目の雰囲気を体験してみたい」という方には良い選択肢の1つになるでしょう。

ダウンタイムと費用

個人差はありますが、ダウンタイムがほとんどなく、当日からメイクが可能な場合が多い施術です。

費用は1回あたり両目で2万~5万円程度ですが、効果を持続させるには3~6カ月ごとの施術が必要とされています。

※経過や効果には個人差があります。

以上、タレ目形成の3つの施術方法について紹介しました。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、次の章で解説するリスクや失敗例も確認した上で、慎重に判断することをおすすめします。

タレ目形成のリスクと起こりうる失敗例

タレ目形成のリスク&失敗例

どんな美容医療にもリスクがあり、正しい知識を持つことで不安は軽減できます。タレ目の形成も例外ではなく、起こりうるリスクを事前に理解しておくことが大切です。

ここでは、実際にある失敗例を客観的に紹介しますので、納得した上で施術を受けるための判断材料にしてください。

マイナス面も含めて正しい情報を知ることが、後悔しない選択への第一歩になります。

具体的なリスクと失敗例は?

タレ目形成における主なリスクは、以下の通りです。

【左右差が生じる】
施術後に左右の目尻の高さや形が非対称になり、バランスが崩れてしまう。

【不自然な目元になる】
下げすぎや過度な施術により、眠そうな印象や違和感のある仕上がりになってしまう。

【下まぶたの外反(あかんべー状態)】
下まぶたがめくれて赤い粘膜が露出し、常に涙目のような状態になってしまう。

【効果が不十分または後戻り】
期待したほどタレ目にならなかったり、切開範囲が不十分だった場合や術後の癒着により時間経過で元の形に近づいてしまう。

【感染症や炎症】
術後の衛生管理不足や体質により、切開部分に感染や炎症が起こってしまう。

リスクを抑えるために意識すべきこと

失敗を避けるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

まず、経験豊富で技術力のある医師を選ぶことが何より重要です。実績が少ない医師による施術では、左右差や不自然な仕上がりのリスクが高まります。

次に、術後のケアを怠らないことです。処方された薬をきちんと服用する、患部を清潔に保つ、血行を促進する激しい運動や飲酒、長時間の入浴などを控えるなど、医師の指示を守ることで感染症のリスクを減らせます。

また、過度な要望をすると、不自然な仕上がりや外反のリスクが高まります。自然な範囲での調整を心がけ、医師の意見にも耳を傾けましょう。

万が一トラブルが起きた場合の対応

万全を期していても、体質や予期せぬ要因でトラブルが起こる可能性はゼロではありません。そんなときに頼りになるのが、アフターケア体制の整ったクリニックです。

信頼できるクリニックでは、異変があればすぐに対応してくれます。左右差や不自然な仕上がりが生じた場合、修正手術で調整することも可能です。

ただし、修正手術は初回手術よりも難易度が高い傾向があるため、経験豊富で高い技術力を持った医師に相談することが重要です。

だからこそ、最初のクリニック選びがとても重要です。「料金が安いから」という理由だけで選ぶのではなく、「責任を持って対応してくれるか」という視点で判断してください。

カウンセリング時に、「万が一、仕上がりに満足できなかった場合はどうなりますか?」と質問してみるのもよいでしょう。その対応の仕方で、クリニックの姿勢が見えてきます。

以上、タレ目形成のリスクと失敗例について紹介しました。不安に感じるかもしれませんが、信頼できる医師を選び、正しい知識を持つことで、リスクは大きく減らせるでしょう。

タレ目形成のカウンセリングで確認すること

タレ目形成のカウンセリング

カウンセリングは、あなたに合った施術を見極める大切な機会です。ここで紹介するチェックリストは、クリニック選びの参考になります。

「ここなら安心」と納得できるクリニックと医師に出会えるかどうかが、満足のいく結果につながります。焦らず、慎重に選んでください。

カウンセリング時のチェックリスト

実際にカウンセリングを受ける際、次のポイントを必ずチェックしましょう。

確認項目 詳細
医師の経験と実績 タレ目形成の症例数や形成外科専門医資格の有無
施術方法の提案 自分の目元の状態に合った方法を説明してくれるか
仕上がりシミュレーション 写真や図を使って具体的にイメージを共有できるか
リスクの正直な説明 メリットだけでなく失敗例についても話してくれるか
ダウンタイムの詳細 期間と過ごし方について具体的な説明があるか
費用の総額 麻酔代、薬代、アフターケア代など全て含めた金額か
アフターケア体制 術後の定期検診やサポート体制が整っているか
トラブル時の対応 修正手術の可否や追加費用について明示されているか
丁寧な説明 質問に対して納得できるまで答えてくれるか
勧誘の有無 無理な勧誘や即決を迫られることがないか

これらの項目を参考に、あなたに合ったクリニックを検討してみてください。逆に、複数の項目で不安を感じたら、別のクリニックも検討してみましょう。

良い医師とは、単に手術が上手なだけではありません。患者さんの話をしっかり聞き、不安に寄り添ってくれる姿勢をもっています。

一方的に押し付けるのではなく、あなたの意見を尊重してくれるかどうかも見極めのポイントです。

避けるべきクリニックの特徴は?

逆に、こんなクリニックには注意が必要です。

カウンセリングがごく短時間で終わってしまう場合、流れ作業のように患者さんを扱っている可能性があります。あなたの悩みをじっくり聞かず、すぐに高額な治療を提案するクリニックは避けたほうが無難でしょう。

料金についても注意が必要です。ホームページでは安く見せておきながら、実際には高額なオプションを次々に勧められるケースもあります。

以上、カウンセリングで確認すべきポイントを紹介しました。時間をかけて慎重に選び、あなたに合った医師を見つけてください。

まとめ:後悔しないタレ目形成は信頼できる医師へ

まぶた手術を得意とする形成外科ドクター簗(やな)

「怒っていないのにキツく見られる」「もっと優しい印象の目元になりたい」そんな想いを抱えているなら、タレ目の形成は良い選択肢の1つになるでしょう。

この記事を読んで、施術への理解が深まり、不安が少し軽くなったでしょうか?

くれぐれも覚えておいてほしいのは、施術そのものよりも「誰に任せるか」が何より大切だということです。

  • どんなに良い施術方法でも、技術力のない医師では望む結果が得られにくい
  • 逆に、経験豊富で誠実な医師であれば、リスクに配慮しながら理想に近づける
  • 「安いから」「有名だから」ではなく、「この人なら信頼できる」という基準で選ぶ

焦る必要はありません。カウンセリングを受けて、違和感を覚えたら別のクリニックも検討してください。

あなたが心から納得して、理想の目元を手に入れられることを願っています。

形成外科Dr.やなの監修コメント

目元の印象は、その方の人生にも影響を与えるほど大きな要素なのだと、日々の診療で実感しています。

施術を検討する際、多くの方が「失敗したらどうしよう」と不安を抱えていらっしゃいます。その気持ちは当然です。顔という大切な部分に手を加えるのですから、慎重になるのは自然なことです。

だからこそお伝えしたいのは、不安を感じたまま施術を受ける必要はないということです。カウンセリングで疑問が解消されない、医師の説明に納得できない、そう感じたら遠慮なく断ってください。

良心的な医師であれば、患者さんが納得していない状態で施術を進めることは通常ありません。

美容医療は、あなたの人生をより豊かにするためのものです。後悔のない選択をして、自信を持って笑える日々を手に入れてください。

まぶた手術を得意とする形成外科Dr.簗(やな)由一郎

監修:簗 由一郎

形成外科専門医の簗(やな)由一郎です。眼瞼下垂などの「まぶたの手術」を専門に、埼玉・東京の医療機関で診療しています。20年以上の経験と技術で、自然で負担の少ない治療を心がけています。お悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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形成外科専門医Dr.やなが運営する、まぶた・目の下のたるみ・クマ・眼瞼下垂治療の専門WEBメディア。埼玉・東京・茨城の10院以上で、目の下のたるみ取り・クマ取り・眼瞼下垂手術を専門に保険適用で治療します。自費の場合も、なるべく負担のないように低価格で医療をご提供したいと思い、まぶたの悩み専門メディアを立ち上げました。