こんなお悩み、ありませんか?
目の下のたるみ は、加齢による皮膚や脂肪の変化が主な原因です。
放置すると、たるみが悪化し、目の下のクマやシワも目立つようになってしまいます。

目の下に影ができて、疲れた印象に見られる
たるみが原因でクマが目立つようになった
笑ったときに目の下がボコボコして老けて見える
目元のハリがなくなり、実年齢よりも上に見られる
メイクで隠そうとしても、たるみや影が目立ってしまう
目の下のたるみの原因と解決策
主な原因
- 皮膚の弛緩
加齢とともに皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少し、たるみが発生。 - 眼窩脂肪の突出
目の周りの脂肪が前に押し出され、目の下が膨らんでしまう。 - 骨格の影響
頬のボリュームが減ることで、たるみが強調されることも。 - 遺伝的要因
若い頃から目の下の脂肪が多く、たるみやすい体質の人も。
解決策:手術による治療
目の下のたるみは、適切な治療を行うことでスッキリとした若々しい目元を取り戻せます。
まぶたのお悩み症例紹介
目の下のたるみの手術方法
自費手術
下眼瞼脱脂術(脂肪除去)
(かがんけんだっしじゅつ)
下眼瞼脱脂術(かがんけんだっしじゅつ)は、目の下にある余分な脂肪(眼窩脂肪)を取り除くことで、ふくらみやクマを改善する自費診療の手術です。特に人気なのが経結膜脱脂法(けいけつまくだっしほう)で、下まぶたの裏側からアプローチするため、皮膚表面に傷跡が残らないのが大きな特徴です。疲れて見える・老けて見えるといった印象を軽減し、若々しい目元に整える効果が期待できます。

Drやなのコメント
脱脂術はダウンタイムも少なく、費用も安くできるので良い方法だと思います。脱脂だけでは不十分だからと高額な手術を勧められる例もありますが、十分満足できる症例も多く経験しています。
下眼瞼の眼窩脂肪は内・中・外の3つのコンパートメント(区画)に存在しています。患者さんの状態に応じてバランスよく切除することが重要です。また必要に応じて、ティアトラフのリガメントを剥離(外す)する処理を行います。
自費手術
ハムラ法(裏ハムラ・表ハムラ)
ハムラ法(はむらほう)は、目の下の脂肪を単に取り除くのではなく、凹みにくいように脂肪を移動させて再配置する手術法です。表側(皮膚側)から行う「表ハムラ」と、まぶたの裏側から行う「裏ハムラ」があり、たるみが強い方や皮膚のゆるみが気になる方に適しています。クマやふくらみだけでなく、目元の凹凸全体をなめらかに整えることで、より若々しく自然な仕上がりが期待できます。保険適用外の自費診療となります。

Drやなのコメント
ハムラの手術のポイントは、tear trough ligamentティアトラフリガメントやOrbital retaining ligamentをしかりと剥がし、そこに脂肪を引き込むことです。剥がし方が足りないと、リガメントの溝が残ってしまうことになります。眼窩下神経(がんかかしんけい)に注意しながら、midcheek groove(通称ゴルゴ線)部を剥離します。
自費手術
目の下のたるみ取り(皮膚切除)

Drやなのコメント
下眼瞼の皮膚切除(除皺術 じょすうじゅつ)で重要なポイントは眼輪筋を温存するということです。眼輪筋を傷つけずに、下眼瞼の皮膚は眼輪筋から丁寧に剥がします。この手技は執刀医の技術が影響します。この操作を雑にすると、眼輪筋によって形成されている涙袋が消失したり、下眼瞼外反(あっかんべーの状態)のリスクが増えてしまいます。
もう一つのポイントが、皮膚を切除したあと残った眼輪筋を眼窩外側の骨膜に吊り上げ固定するということです。この操作で皮膚にハリができ、また下眼瞼外反の予防にもつながります。(この手技を別料金で設定しているクリニックがありますが信じられません。この手技は必要があれオプションの有無にかかわらずやるべき手技になります)
受診・治療の流れ

カウンセリング

手術日程の決定

手術(片目約30分~1時間)

術後の経過観察

術後のアフターケア

Drやなのワンポイントコラム
“目の下のたるみには何が正解か”
SNSを「ハムラvs脱脂」「ハムラは再発する」「脱脂はへこむ」などいろんな情報があふれて、何をすればよいか迷っているかたも多いと思います。正直、各Drが集客のためにポジショントーク(自分に有利な意見)を繰り広げているだけに感じます。
当然ですが絶対にこれが良い、これが絶対ダメなどという手術はないです。それぞれ良い部分があり悪い部分があります。患者さんの状態に合わせて判断するのが大事です(一つの手術にこだわりすぎるのは良くないです)
さらに、大事のポイントは手術費用だと考えます。何十万もかけてハムラをやれば、頬を平たんにするという点では高い効果が得られると思います。ただ、十数万円で脱脂単独でも、費用バランスを考えれば十分効果的だとも思います。ダウンタイムの違いも重要ですね。
効果・費用・ダウンタイム・リスクなどを患者さんと相談しながら、一緒に考えてくれる先生を探してみると良いと思います。